街工場カフェ・クラウドファンディング

11月のブログにて、オリジナルミラーコースターの話を書きました。
今日はその詳細をまとめてみたいと思います。
該当記事はこちら
きっかけは昨年の3月頃。
弊社の沼田が受講していた商品開発プログラムのZenschool関西2期、そこで同期だった永和工芸株式会社の松本社長が新しい事に挑戦されると伺いました。
それは永和工芸様の工場の一画で物置になっている場所をカフェバーにしようというもの。
そしてそのプロジェクトをクラウドファンディングにかけようというお話でした。
実はクラウドファンディングの取組には以前から興味がありました。
そんな中、リターンの品として件のミラーコースター製造のお話を頂いた訳です。
ちなみに永和工芸様は弊社のお隣、平野区にて金属塗装業をされております。
詳しくはこちら、永和工芸様のWebサイト

クラウドファンディングの盛り上がり

当初はカフェバーという事でスタートしたプロジェクトですが、早々に街工場カフェという事に決まりプロジェクトは進んでいきました。
お店の名前も「Factory Cafe SaCueva(サクエバ)」と決まりクラウドファンディングとともに、どんどんお店造りが進んでまいりました。
弊社の沼田もクラウドファンディングのリターンでお店造りの一部をお手伝いさせて頂きました。
娘たちと椅子の塗装体験をし、お店の扉のペンキも塗らせて頂きました。

どんどん進むお店造りに対し、肝心のコースターついては中々案が絞り切れず、ずるずる時間ばかり経過しており正直焦りました。
そんな中、プレオープンの時に頂いたノベルティのコーヒーパックに描かれたイラストから着想を得て試作品を作成。

オーナーの松本社長にも気に入ってもらい、微修正と追加デザインを待って本番仕様が固まりました。
仕様の詳細については前回記事をご覧ください。
Factory Cafe SaCuevaの公式サイトはこちら

5種類のアクリルミラーコースター

クラファンのリターンとして、5枚一組で5口分依頼されました。
ただ単一のデザインを25枚作っても面白くないので、いくつかデザインを分けようと話しておりました。
で、結果はデザイン案は3案とアクリルの色違いを使って5種類用意する事に。
SaCuevaという店名が「秘密の洞窟」からきていると小耳に挟みました。
洞窟と言えば何となくほの暗い印象ですが、それではつまらないので少しおしゃれなイメージで濃い青色のアクリル板を採用してみました。
それでは実際に制作したコースターをご覧ください。

完成したお店で撮影された写真を拝借しております。
なかなかお洒落な出来栄えかと自負しております。

制作風景を少しだけ

制作風景を少しだけお見せいたします。
今回は小ロットなので、キャストアクリルをベースにレーザー彫刻とレーザーカットで制作しました。
もっと数がまとまれば、PET樹脂で型抜きしたりシルク印刷や箔押しも可能です。
飲食店の開店祝いや販促品・ノベルティにもいいかもしれません。
各種キャラクターグッズも可能です。
またそんなお話があれば是非お声がけください。