はじめに

先日は東大駒場祭での事例と取り上げましたが、今回は弊社代表・沼田の母校である追手門学院大学の催しでの事例紹介になります。
きっかけは代表の沼田からのアプローチからになります。
学生団体である追大Candle Nightが10000000人のキャンドルナイト@OsakaCityに参加している母校校友会の記事を目にしました。
そのイベントでは、かつて2度にわたって大阪美専の学生さんが弊社のミラーを装飾として活用して参加されておりました。
そうゆう浅からぬ縁のあるイベントに母校の後輩が参加している記事を目にし、過去の事例もあるので「せっかくならば母校の後輩達のお手伝いが出来れば」との思いでコンタクトを取らせて頂いたという訳です。

 

B反・廃材利用(アップサイクル?)

今回の取り組みは弊社からの声掛けではありました。
ただ、学生たちにとっては初めての取り組みにもなり余計なプレッシャーになってもいけないと感じました。
また、弊社も潤沢に資材を提供できるほどの余裕は正直なかったので、B反・廃材を無償で提供する事を打診してみました。
今風にいえばアップサイクルとでも呼べるんでしょうか。
B反・廃材と言いましても色々ありまして。
ミラーを製造する際、僅かな異物混入でもNGとなります。
また、保管の際についてしまった傷や打痕、こういったものもNG品です。
通常に営業していると必ずこういったB反が発生します。
その場合、更に小さな商品に打ち抜いて転用したりサンプル用の生地にまわしたりと極力再活用は試みます。
ただし、それを上回る量でストックがどんどん増えるんですね。
B反なので丁寧な保管状況も保てなくなくるので、一定期間過ぎると廃材として廃棄していたんです。
前述しましたが、B反といってもほんの僅かな異物痕などがほとんど。
顔を映す鏡としてはNGでも、アートや空間演出に使う分には全く問題ないレベルです。
それを無償で提供して活用していただくという我ながら無駄のない試みとなりました。
但し、廃棄するタイミングは決まっておりませんので今回の事例を参考にした同様の依頼がきたとしても、必ずしもお応えできるものでない事はあらかじめ申し上げておきます。

イベントの概要と展示の様子

学生さんとの打ち合わせも進み、希望のサイズや枚数を把握して現物を送り当日を心待ちにしておりました。
イベント自体は昨年12月14日(土)大阪は茨木市役所前中央公園の北グラウンドで開催されました。
時間は18:00~20:00で入場無料でした。
今年の展示テーマは「童話の世界」という事で、弊社も童話を題材にしたメッセージキャンドルの協力を求められたので数点用意して展示してもらいました。
当日のよるは少し風もあり気温も低く寒さを感じましたが、LEDではなく本物のキャンドルを数多く飾っていたこともあり炎の灯りが視覚的にも暖かく感じました。
弊社のB反・廃材となった樹脂ミラーを装飾として活用した様子を何枚か写真に収めてきたのでご覧ください。

当日は直前に小雨が降ったのかミラーの表面に雨粒がありました。
逆にこの雨粒の映り込みも含めて屋外イベントならではな表情となって見えます。

最後に

当日は公式キャラクターのほのおちゃんも出迎えてくれました。
ギャラリーには家族連れも大勢おりまして、盛況の様子でした。
弊社としてもB反・廃材を活用した取り組みはなかなか経験なかったので結果的には良い取り組みとなりました。
また、学生団体のほうからも弊社との今回の取り組みを一過性に終わらせず、来年度も後輩に引き継ぐ旨の連絡を頂きました。
弊社からもまたの機会があれば是非お願いしたいと思います。

大学公式のWeb記事でも追大CamdleNight2024の様子が取り上げられております。
動画の埋め込みもありますので、宜しければご覧ください。
公式Web記事はこちらから