先月に引き続きまして既存の取扱い製品について取り上げてゆきます。

今回はヘアラインプレートです。

ヘアラインプレートの紹介ページ

弊社の商材のなかではミラープレートシリーズに次ぐ出荷量になります。

貼り合せのもととなるフィルムは25μの厚みです。

弊社が通常扱っている主流の商材は50μがほとんどなのでその半分の厚みと言う事になります。

薄い分貼り合せもシビアなコントロールが要求されます。

紹介ページにも柄の詳細な写真を掲載しておりますが、非常にクリアなフィルムに極細の美しいラインが入っております。

パッと見、まるで本物の金属かと見間違うほどの美しいラインと金属表現を実現しており大変ご好評を頂いております。

昨今では印刷技術の進歩により紙メディアでも類似のヘアライン調のものが多く競合しつつありますが、プラスティックフィルムならでわの光沢感は紙メディアでは再現できません。

また、プラスティックフィルムへのメタリックイメージの出力技術も大幅に進歩はしておりますが、こちらも本物の金属であるアルミを真空蒸着にて処理された弊社のフィルムには遠く及びません。

鋭く美しいラインと金属表現は様々な商品イメージと一致し、POP・ディスプレイなどに広くご愛顧頂いております。

ラミネートの際の接着層もかなりクリアなタイプの粘着を採用しており、基材を透明樹脂にすればフィルムの裏側、樹脂側から見てもそん色のないヘアラインイメージが実現できております。

その特徴を生かしたのがカラーシリーズとなります。

このカラーシリーズは基材樹脂板の半透明色を利用しております。

樹脂板の半透明色を透過させてカラーヘアラインイメージを実現させている訳です。

これはフィルムの優れたヘアライン・金属調の表現、そして高い透明度を誇る粘着層、もう一つアピールしておくとその質感を壊さずにラミネート加工を施している弊社の技術があわさって出来上がっていると言っても過言ではありません!!

そしてもう一つの特徴はその多様な加工性です。

前述の粘着剤は汎用プラスチックの欠点である乾燥不足や加水性による経時変化、特にアウトガス現象に対応しているものを採用しております。

一般的にはあまり知られておりませんが、プラスチック素材の中には時間がたつと含有されている水分が蒸発してガスを出すものがあるんです。

ガラス施工用のウィンドウフィルムなどはこのガスに対応していないので、プラスチック素材に用いると後々気泡が生じたり表現の仕方が悪いですがミミズの走ったような膨れが生じたりします。

この現象はトンネル現象と呼ばれたりしますが、原因は放出されたガスによるものです。

シート・プレートメーカーでは生産の際に含有水分を飛ばしてアウトガスをおさえるべく予備乾燥を行っておられますが、実際この乾燥は完璧ではありません。

ロットによってはばらつきがどうしてもあるようです。

ここまで長々とご説明して何を申し上げたいかと言いますと、弊社のヘアラインフィルムはこのアウトガスには左右されないと言う事です。

私どもの業界でアウトガスの危険性が高い素材としてはPC(ポリカーボネイド)樹脂やアクリル樹脂があげられます。

とくにアクリル樹脂などはPOP・ディスプレイ業界では欠かせない素材と言えます。

また、あまり知られておりませんがPET(ポリエチレンテレフタレート)素材にもアウトガスが発生する事を実際に確認しております。

つまり弊社のヘアラインフィルムはディスプレイ業界では主流の樹脂素材にほぼ全て加工対応が出来ると言う事になります。

現在受付可能な素材は下記の通りです。

PET樹脂(A-PET・G-PET)

PVC樹脂(硬質塩ビ)

アクリル樹脂(押出・キャスト・輸入品)

PC樹脂(ポリカーボネイド)

HIPS樹脂(ハインパクトポリスチレン)※白生地で厚みは1.8㎜のみ

厚みは基材樹脂板メーカー様の規格に準じます。

裁断や打ち抜き、印刷等の二次加工も対応可能な場合がございます。

お問い合わせをお待ち申し上げます。

 

また、ヘアラインについての細かいウンチクをしらべたブログ記事を書いておりますので、そちらの方もご参照いただければ幸いです。

「貼りもん屋 専務のつぶやき」の記事はこちら

ヘアラインプレート

ヘアラインプレート

ヘアラインプレートカラーシリーズ[ブルー]

ブルー